家studyをつづって

IT技術やセキュリティで勉強したことをつづっています。

ISCMとは(NIST SP800-137)

ISCMの定義された背景として セキュリティの脅威は高度化しているため、リスクの分析や評価を継続的に行うことが重要となります。セキュリティの管理プロセスを定義したものとして、ISO27005があります。 // 「ISO/IEC 27005」は、国際標準化機構(ISO)と国際…

SCAPとは

SCAPとは SCAPはSecurity Content Automation Protocol(セキュリティ設定共通化手順)の略で、セキュリティに関する作業負荷を低減するため、自動化や作業の効率化を目的に、セキュリティ情報を伝達する際のフォーマットや命名を標準化する仕様群です。なお…

2019年11月のIT・セキュリティトピック

2019年11月に気になったニュースをまとめます。 // 記事の投稿日 概要 2019/10/31 公衆電話からSMS 機能の背景 2019/10/31 DDoS攻撃を示唆し仮想通貨を要求する脅迫メールに注意喚起=JPCERT/CC 2019/10/31 北朝鮮のハッカー集団が作成したマルウェアが原子…

コモンクライテリアとは

コモンクライテリア(Common Criteria、ISO/IEC 15408) とは コモンクライテリアとは、セキュリティの観点から情報技術に関連した製品及びシステムが適切に設計され、その設計が正しく実装されていることを評価するための国際標準規格です。 // 欧米諸国では1…

情報システム開発ライフサイクルにおけるセキュリティの考慮事項(NIST SP800-64)

情報システム開発ライフサイクルにおけるセキュリティの考慮事項(NIST SP800-64) 発行機関:NIST 発行年月日:2008年10月 https://www.ipa.go.jp/files/000025343.pdf // 概要NIST SP800-64「情報システム開発ライフサイクルにおけるセキュリティの考慮事項…

情報および情報システムのタイプとセキュリティ分類のマッピングガイド(NIST SP800-60)

情報および情報システムのタイプとセキュリティ分類のマッピングガイド(NIST SP800-60) 発行機関:NIST 発行年月日:2004年6月 https://www.ipa.go.jp/files/000025339.pdf // リスクマネジメントでの位置づけNIST SP800-60は、以下のセキュリティ文書と合わ…

消火器の区分

火災には等級があり、それぞれ適した消火器を使用する必要があります。 // 火災の等級 等級 説明 等級A 木材、紙、布、ゴム、多くのプラスチック製品など、通常の可燃性物質による火災で、水または水を大量に含む溶液の消火・冷却効果を活用することが最も重…

連邦情報システムのためのセキュリティ計画策定ガイド (NIST SP800-18)

連邦情報システムのためのセキュリティ計画策定ガイド (NIST SP800-18) 発行機関:NIST 発行年月日:2006年2月 https://www.ipa.go.jp/files/000025324.pdf // 概要 NIST SP800-18は、セキュリティ計画を策定する際のガイドラインです。セキュリティ計画には…

NISTによるクラウドコンピューティングの定義

NISTによるクラウドコンピューティングの定義 発行機関:NIST発行年月日:2011年9月 https://www.ipa.go.jp/files/000025366.pdf NISTでは、クラウドコンピューティングを5つの基本的な特徴と、3つのサービスモデル、および4つの実装モデルで定義しています…

バックアップのローテーション方式に関して

データのバックアップ データのバックアップとは、テープやその他のポータブルメディア上に、ハードディスクドライブで格納しているデータのコピーを二重に作成する作業です。データをバックアップする目的は、1次ストレージメディアハードディスクのデータ…