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FIDO(U2F)セキュリティキーの付け替え手順

はじめに

本記事ではFIDO(U2F)のセキュリティキー交換の至った経緯と実際の交換手順をまとめています。セキュリティキー交換手順から読まれる場合は交換手順へお進みください。

なお、FIDOについては本ブログでも紹介しています。

パスワードに代わるもの(FIDO) - 家studyをつづって

 

セキュリティキー交換までの経緯

2019年5月某日、一通の見慣れないメールが届きました。

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5月に届いたメール

メールを見てもすぐには状況が呑み込めませんでしたが、検索してみると以下のような記事が出てきました。
 

 セキュリティキーの脆弱性に関する記事

www.security-next.com

 

冒頭のメールは、私がGoogleアカウントの2段階認証で使っているFIDOのセキュリティキーに脆弱性が見つかったので、交換したほうがいいですよ、というGoogleからのメッセージでした。

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対象のセキュリティキー

 

この件に関してはメーカからも連絡があり、脆弱性があるセキュリティキーを交換することになりました。

 

FIDOセキュリティキー交換手順

ここからは、セキュリティキーの交換手順についてまとめます。

 

1.Googleアカウントの設定画面で「セキュリティ」-「2段階認証プロセス」を選択します。

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Googleアカウントの設定画面へ

 

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2段階認証プロセスの設定画面

2.アカウントの認証が行われます。認証の実施後、「2段階認証プロセス」の設定画面で「セキュリティキーを追加」を選択します。

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セキュリティキーを追加

3.画面の指示に従ってセキュリティキーを接続し、新しいセキュリティキーとして登録します。

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セキュリティキーは未接続の状態からはじめます

 

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セキュリティキーを接続

 

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セキュリティキー登録成功

名前を付けて終了します。

 

4.古いセキュリティキーを削除します。

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古いセキュリティキーの右側のアイコンをクリックします。

 

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セキュリティキー削除の確認

「このキーを取り消す」を選択し、古いセキュリティキーを削除します。

 

以上でセキュリティキーの交換手順は終了です。新しいセキュリティキーでログインできるか確認をしてください。

 

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