概要
個人的な今年の目標として、CISSPの取得を目指していました。
そして年末ギリギリになりましたが、念願かなって試験に合格することができました。
受験の記録として、CISSP受験前から試験が終わった後の流れをまとめていきます。
試験勉強
2019年4月になり、新年度の目標にCISSPの取得を掲げ勉強を開始しました。
まずはCISSPの教本を買い、CBK(Common Body of Knowledge)の内容を勉強しました。
平日は1日1時間程度、休日は2~3時間ぐらいで少しずつ読み進めていました。日によっては読めない日もあり、勉強時間はまちまちだったので、教本を読み終わったのは8月ぐらいでした。
上記の教本が終わりそうになった頃に、日本語の試験問題集が発売されたので、8月以降は教本と並行して試験問題を解いていました。
新ドメインに対応した日本語の問題集がなかなか見つからず、以下の問題集が発売されて本当に良かった。。。
問題集は8月から11月ごろまで読んでいました。
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※CISSPの試験範囲の変更について
CISSPドメイン変更について(2018年4月15日より)情報セキュリティに見られる技術の変化と、進化する脅威の状況を背景に、 CISSP試験は継続的に更新され、最新の状況との関連性を維持しています。 CISSP試験は4月15日より新しい認定試験概要(https://t.co/xciNxbyYfv)に沿った試験内容となります。
— ISC2_Japan (@ISC2_Japan) 2018年2月2日
試験勉強は独学だったので、使ったのは上2つの参考書で勉強していました。
参考書としては上記のみですが、試験問題を解いているとNISTのガイドラインで解説しているような概念がいくつも出てきます。
意味がよくわからない言葉等はNISTのガイドラインを読んで概要を理解することは一つの勉強手段かもしれません。
試験予約と当日の流れ
試験予約はPearsonで行います。空きがあれば好きな試験日で受験することができます。
受験料はおよそ8万で、一度予約した日程を変更する場合は、さらに1万ほどかかるようなので、試験予約はためらいました。
試験日に急な仕事が入らないように、ただただ、祈りました。
試験当日は身分証を2種類(免許証やパスポート等)が必要でした。
また、6時間と長丁場の試験で、途中、水分補給等休憩がとれるので、眠気覚ましのためのコーヒーと水を買っていきました。
チョコ等のお菓子も買っていくつもりでしたが、すっかり忘れていました。
試験内容は記載できませんが、試験自体は4時間ぐらいかけて問題を一通り回答(途中で休憩をはさみつつ)し、その後1時間ぐらいでもう一度見直しました。
試験を終了すると受付でプリントアウトされた結果をもらえます。
「おめでとうございます」と書かれていたのをみて肩の荷が下りました。
試験後の対応
試験合格後、翌日には登録しているメールアドレスに、試験合格の確認ができたことと、エンドース実施に関するメールが届きました。
エンドースの実施
私の場合は周りにCISSPの資格保持者がいたため、エンドースはオンラインで完結することができました。上記メールのリンク先のページでは一番最初に、入力内容を保証してくれる人を選択するのですが、そこで知り合いのCISSPの保持者か(ISC)2かを選択します。
※後続のページでこれまでの業務経歴等を入力します。私は過去に転職していますが、これまでの業務経歴の英作文はともかくとして、前職での在職証明書(英語)や、前職の上司の連絡先の準備はなかなか大変でした。
その後の流れとしては、2020年1月の2週目に、私がエンドースに必要な情報を入力し、知り合いのCISSPの方にレビューを経て、(ISC)2のレビューに入りました。
そして、2月3週目で正式に資格が認定された旨のメールが届きました。(申請を挙げてからおよそ5週間)
認定書の受領
資格の認定後、およそ10週ほどで認定書やカード、ピンバッジが届きました。
野球のベースくらいの大きさの箱にまとめられて送られてきました。
大げさな感じもしましたが、もらってみると結構嬉しかったです。
試験の流れとしてはここまでで一区切りです。
これからは(実際には資格認定のメールを受領してから)CPEを取得して資格を更新していくことになります。
CPEの取得については別の機会にまとめていこうと思います。