はじめに
XamarinでAndroidアプリを作りながらプログラミングを勉強します。
この記事では、用語の説明等の知識に関する内容を順次更新していきます。
※実際のプログラミングに関する内容はXamarinでAndroidアプリを作成(実践編)にまとめます。
Xamarinとは
XamarinはC#を用いてAndroidやiOSのアプリケーションを開発するための開発環境です。クロスプラットフォームの開発環境であり、C#でAPIを使うことでネイティブアプリをVisual Studio上で開発します。
補足:ネイティブアプリ
ネイティブアプリは端末上で処理を実行するアプリケーションのことです。ネイティブアプリ以外の種類にはWebアプリがあります。
WebアプリはWebサーバ上で処理が実行され、その結果がブラウザを通して端末の画面上に表示されます。
関連する用語等
アプリの画面
Androidの画面はレイアウトファイル(.axml)で定義されます。Visual StudioのAndroidデザイナーで、レイアウトファイルを編集できます。Androidでは画面のことをアクティビティと呼びます。
アクティビティはActivityクラスを継承して作成ができ、また、レイアウトファイルを編集することでも作成ができます。
原則として一つのアクティビティは一つのレイアウトファイルに対応します。
マニフェストファイル(AndroidManifest.xml)
Androidアプリに関するマニフェスト情報(アプリケーション名やバージョンなど)を記述するファイルです。
マニフェストファイルには、アプリの基本的な設定(アプリの名前やアイコンの画像、テーマ、対象OSバージョン、必要とする権限など)が記述されています。
Xamarin.Forms
Xamarin.FormsはXAMLというXMLで画面の記法で、画面を定義することで、iOS/Androidのどちらのプラットフォームでもそれぞれの環境に合わせて表示されます。
イベントハンドラ
イベントが発生した際に実行する処理
MVVM
MVVM(Model/View/ViewModel)の略でアプリの構造を表す言葉です。
ビューは画面、モデルはデータやロジック、ビューモデルはそれらを仲介するものです。