家studyをつづって

IT技術やセキュリティで勉強したことをつづっています。

Google Oneのサービスについて(ダークウェブレポート、VPN)

Google Oneとは

Google Oneとは、個人向けGoogleアカウントで利用できるメンバーシッププランのことで、Gmail、Googleドライブ及びGoogleフォトで共有する保存容量を追加購入できるものです。また、上記以外にもいくつかの特典が利用できます。

この記事ではGoogle One特典のうち、ダークウェブレポートVPNについて記載します。

one.google.com

 

 

 

 

ダークウェブレポート

以前はGoogle One限定で利用可能であったダークウェブレポートが無料のアカウントでも活用できるようになったというニュースがありました。

japan.zdnet.com

無料ユーザはメールアドレスのみチェックが可能であり、Google Oneのメンバーシップに加入しているユーザーは、メールアドレス以外に名前、生年月日、住所、電話番号がチェックできます。

プロファイル設定画面

プロファイルに入力した情報がダークウェブ上で確認されるとレポートされます。

※上記の例だと入力したメールアドレスが1件漏洩していることがわかります。

 

上記で検知のある「メール」を選択すると以下のような画面に変わります。

漏洩した情報の確認

上記の赤枠の中には漏洩の原因と思われる企業やサービスの名称が記載されます。

※上記の場合はPeatixの漏洩によるもののようです。

piyolog.hatenadiary.jp

 

VPN

Google Oneで提供されるVPN接続では、アプリやブラウザに関係なくインターネットに接続する際のIPアドレスを隠すことができ、場所を特定されたりするリスクを減らすことができます。

また、通信内容を暗号化できるのでFree Wi-Fi利用時などの情報窃取のリスクを低減できます。

Google OneのVPNでは基本的にON/OFFの操作のみで接続先は自動的に決定するため、特定地域のIPアドレスからのアクセス制御(ジオブロック)の回避には適していません。

support.google.com

 

また、VPNを動作している端末(スマートフォンを想定)でテザリングを有効化(アクセスポイントを有効化)し、他の端末を接続してもVPN経由での通信にはなりません。

 

VPN接続している端末(左)とその配下の端末(右)のグローバルIP

参考にさせていただいたサイト

貴重な情報をありがとうございます。

forest.watch.impress.co.jp