過去記事でExpress5800にWindows 10をインストールしたときの作業をまとめました。
これまではオンボードのRAIDコントローラを使用した、ハードウェアRAIDを使用していましたが、Windows 10Proでは、ソフトウェアRAIDを組むことができます。
一般的に、ソフトウェアRAIDは専用のハードウェアを使わないため、機器の費用がかかりませんが、RAIDの管理をCPUで行うためCPUへ負荷がかかります。
RAIDの設定は「ディスクの管理」から行います。
※実機がなく確認できていませんが、Windows 10 HomeではRAID 0(ストライピング)が設定可能で、Proではストライピングに加えRAID 1(ミラーリング)の設定が可能です。
今回はHDDが4台あるので、2台づつそれぞれでRAID 1を構成しました。
RAID 1を構成した場合は、Windowsの起動時に以下の画面が表示されます。
これはRAIDを構成したHDDのうち、一つが故障した場合でも、もう一つのHDDから起動を行うことができます。(セカンダリプレックス)
https://www.iodata.jp/lib/manual/pdf2/apx-zwfd_kanri_b-manu202468.pdf
参考(Express5800のハードウェアRAIDの設定)
https://support.express.nec.co.jp/usersguide/UC100/GT110b_a/ug_2.pdf